次世代の加速器「リニアコライダー」が必要な訳

リニアコライダー(ILC)は加速器の一つで、加速するものは陽子・電子・陽電子のようなミクロの粒子です。
加速した粒子で何をするかというと、粒子同士をぶつけるのです。
何故このようなことをしているかというと、粒子の仕組みを調べるためです。
粒子がどんな仕組みになっているか分からないので、互いにぶつけてバラバラに分解して見るのです。
時計の中身が分からないから、互いにぶつけて調べるようなものです。
バラバラに過程で発生した痕跡から、何が生成され、どのような性質があるのか分かります。
そこから、粒子の仕組みの証明や手がかりが得られます。
これまで功績を残してきた加速器があるのですが、ある特徴があります。
加速器の一つLHCは、ぶつける粒子が陽子と陽子に限られていました。
陽子は素粒子ではなく、素粒子が組み合わさったものです。
そのため、陽子同士をぶつけても痕跡が複雑で分析し難いのです。
そして考え出されたのが、リニアコライダーです。
これは素粒子である電子と陽電子をぶつける加速器です。
LHCはリング状をしていますが、リニアコライダーは直線です。
電子や陽電子曲げると放射光を出し分析しづらくなるので、直線なのです。
このようにして、素粒子である電子・陽電子を真っ直ぐぶつける事により、よりノイズの少ない環境で分析ができるのです。https://www.facebook.com/ILCSEFURI